ぎっくり腰症状の予防と治療

ぎっくり腰症状で急性腰痛症ということでしたら、手術は不必要と思われますが、ぎっくり腰症状と同じような激しい痛みが、脊柱管狭窄症や変形性脊椎症、椎間板ヘルニアなどの原因で起ったり、代替療法や保存療法、ブロック注射などでの治療を行っても症状が改善しない場合は、手術の検討をする必要があります。

ぎっくり腰症状の手術は、痛みを解消するとことが期待できるのですが、筋力低下などのリスクが伴いますし、希望した効果が望めるという保証もありませんので、手術をする場合は検討を慎重にする必要があります。

ぎっくり腰の手術は、次のような方法があります。

• レーザーを使用するレーザー治療（PLDD）というものがあり、椎間板の中の髄核をレーザーで取除き、突出髄核を引き戻す治療で、治療時間は約15分〜30分で入院の必要がありませんが、保険が適用外の治療のため数10万円程度の費用が必要になります。

 

• PN法という治療方法は、局所に麻酔を施し細い管を背中から通して、突出髄核を取り除く後遺症のリスクが低い治療で、手術時間は約60分ほどで、1泊程度の入院をする場合がありますが、健康保険が適用される治療です。

 

• LOVE法という治療方法は、背中を数センチ切開する治療のため全身麻酔を行い、腰椎の一部を削除し突出髄核の摘出をしますが、手術時間は約30分〜1時間で、2週間〜1か月ほどの入院が必要になります。

 

• MED法という治療方法は、主にアメリカで採用している治療方法で、内視鏡を使用しますので、切開部分が少ないため回りの組織の影響が少なくて済み、患者自身の負担が少なく、回復が早い治療方法です。

ぎっくり腰症状の手術関連ページ

専門の治療を受けるかどうかの判断

ぎっくり腰症状に突然襲われて本人も驚くほどの激痛に見舞われてしまうのですが、治療方法としては安静が一番なのですが、特に病院などでの治療を行わなくても痛みが治まってきます。

整形外科のぎっくり腰治療

ぎっくり腰症状に見舞われて病院に行く場合、まずは整形外科の専門医がいる病院を選ぶことをおすすめします。

ぎっくり腰症状を緩和する内服薬

ぎっくり腰症状の治療では、鎮痛作用や消炎作用、抗炎症作用など、症状によっては筋弛緩作用や解熱作用のある内服薬を処方します。

ぎっくり腰症状を和らげる湿布薬

ぎっくり腰症状に襲われてから2〜3日間は、腰の周りを冷やすことによって炎症を鎮めることが一番適切なのですが、場合によっては湿布薬を併用する場合があります。

接骨医でのぎっくり腰治療

ぎっくり腰の治療で接骨医で行われている治療方法は、日本特有の古来の剣術や柔術などによる治療術を引き継ぎ確立された治療方法です。

ぎっくり腰症状を解消する整体治療

ぎっくり腰症状の整体治療での整体は、文字どおり「体を整えること」で、脊椎などの骨格や関節のゆがみの矯正や骨格筋の調整などの治療を行っています。

ぎっくり腰症状を改善する鍼灸治療

ぎっくり腰症状を改善する鍼灸治療は中国発祥の鍼と灸を用いて症状の治療を行う方法は、遣隋使などによって日本に渡来したものです。

ぎっくり腰症状を改善するカイロプラクティック療法

ぎっくり腰症状を改善するカイロプラクティック療法は、西洋式の整体技術で、起源はエジプトという説があり、アメリカでは医学としてカイロプラクティックが研究されていて、カイロプラクティック技法と効果を体系化しています。