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ぎっくり腰になる場面
ぎっくり腰症状は重い物をいきなり持ち上げようとして、症状を引き起こす印象が強いのですが、実際にはそれ以外の要因で症状を引き起こす場合が多いのです。
ぎっくり腰症状を引き起こしている圧倒的に多い場面は、無理な姿勢で前にかがむような動作をしたときです。
例えば
- 深く沈むようなソファに座ったまま床の物を取りあげようとしたとき。
- 押し入れで振り向いたような姿勢で布団を持ち上げたとき。
- ケータイを首と肩に挟んだ状態で、床に置いたバックを取りあげようとしたとき。
などがあげられます。
次にぎっくり腰症状を引き起こしている多くの場面は、急に姿勢を変えたりしたときです。
例えば
- 観光バスに乗車していてサービスエリアでトイレ休憩の時に席から立ち上がろうとしたときにぎっくり腰症状を引き起こした。
- 家の掃除で、踏み台に昇って電灯の埃りを落としたり、高い棚の拭き掃除などで腕を高く伸ばした状態で作業したあと、一服するために踏み台を下りたときにぎっくり腰症状を引き起こした。
- 乗用車の後ろのトランクを掃除していて、呼ばれて急に振り向いたときに、グギッとぎっくり腰症状を引き起こした。
冬場の寒い時期に腰の筋肉が堅くなっている場合、あることが切っ掛けになってぎっくり腰症状を引き起こす場合もあります。
例えば
- 子どもの卒業式の時に学校の体育館で長時間椅子に座って体が冷えてくしゃみをしたときに、ぎっくり腰症状を引き起こした。
- 友達と駅前で待ち合わせをしている時に、向こうから友達がやってきたので手を振ろうと腕を上げたときにぎっくり腰症状を引き起こした。
などがあげられます。
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