ぎっくり腰症状の予防と治療

SponsoredLink

ぎっくり腰症状と似た症状(内科的疾患)

ぎっくり腰症状と同じように辛い腰の痛みは、整形外科のジャンルとされている疾患以外の内臓の疾患が原因で起こる場合がありますが、整形外科以外のジャンルのため、初めは激しい痛みであっても、安静にしていても良くならない場合や、繰り返し辛い痛みが襲ってくるような場合には、整形外科以外の内科を含めた総合的な診断をすることをおすすめします。

 

女性の場合は、婦人科で診てもらうことも考え、ぎっくり腰症状と同じように腰に激しい痛みを生じることのある病気で痛み方に次項のような特徴があります。

 

  • 腰から背中にかけて上っていくような痛みが伴う場合や、腰からわきお腹にかけての痛みを伴う場合は、急性腎盂腎炎や腎結石、胆嚢炎、総胆管結石の可能性があります。
  •  

  • 痛みが下腹から腰や背中に伝わるような痛みがある場合は、腎結石や尿管結石、膀胱炎、遊走腎、前立腺がんの可能性があります。
  •  

  • 痛みが腰の高い位置を中心とする場合は、急性胃炎、胃潰瘍の疑いがあります。
  •  

  • 痛みが腰に重みを感じるような場合は、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮がんの可能性があります。
  •  

  • 腹痛が腰の痛みと同時にあり、心拍と同じリズムで襲ってくる痛みの場合は、腹部大動脈瘤、急性大動脈破裂の疑いがあります。
  •  

  • 痛みが背骨に沿って首すじから腰まで突き抜けるような場合は、心筋梗塞、くも膜下出血の可能性があります。
  •  

  • 痛みが身体の外側に感じるような場合は、帯状疱疹(ヘルペス)や神経痛の可能性があります。

 

以上のほかに、甲状腺機能低下症や自律神経失調症などで、辛い腰痛が起こる場合があります。

 

高齢者や更年期を迎えた女性の場合は、慢性的な腰の痛みの慣れから疾患の早期発見が遅れてしまうことがありますが、辛い腰痛が起こったときには、ぎっくり腰症状というほどの激しい痛みでなくても、早めに専門医に診察してもらうことをおすすめします。

SponsoredLink

ぎっくり腰症状と似た症状(内科的疾患)関連ページ

ぎっくり腰症状の原因
ぎっくり腰症状は痛みを伴いますので、大きく分けて3つの原因を理解した上で対処しますと症状を軽減することができます。
ぎっくり腰になりやすい人
ぎっくり腰症状になる多くの場合は、ある日突然襲われるのですが、症状の痛みは何かの拍子に突然なるものなのです。
ぎっくり腰になる場面
ぎっくり腰症状は重い物をいきなり持ち上げようとして、症状を引き起こす印象が強いのですが、実際にはそれ以外の要因で起こる場合が多いのです。
ぎっくり腰症状と痛み
ぎっくり腰症状の痛みは、腰骨回りの筋肉の繊維が裂けることで起こる炎症や腰の部分のじん帯の捻挫によるものなどが主な痛みの主な要因なのです。
ぎっくり腰症状と似た症状
ぎっくり腰症状のようなつらい腰痛を起こす症状のなかには、短期間に重く痛みが出て、ぎっくり腰症状と同じような激痛に襲われる場合もあります。

お問い合わせ