ぎっくり腰症状を防ぐ食事
ぎっくり腰症状の予防には、腰周辺の筋肉を強靭でしなやかにすることが重要で、女性がスリムな体型にするために、見た目を重視したダイエットを行うようになってから、ぎっくり腰症状になる人が倍増しています。
ダイエットによってぎっくり腰症状になる人が倍増している理由は、全体的に栄養が不足していることと、糖質の摂取を制限するあまり炭水化物を摂る量が極端に減少していためと考えられています。
タンパク質は筋肉を構成する栄養素ですし、新陳代謝を盛んにし、常に合成と分解を繰り返していますので、常日頃から運動などで身体を鍛えている場合でも、エネルギーの消費量と筋肉が成長するバランスとが上手にとれませんと、筋肉が弱体化してぎっくり腰症状になりやすくなってしまいます。
腰周辺の筋肉をしなやかにするためには、糖質とタンパク質の摂取が欠かせませんし、タンパク質は、約20種のアミノ酸でできていますが、そのうち身体内で生成できないアミノ酸が9種もあり、9種のアミノ酸が必須アミノ酸と言われているものです。
タンパク質の効果的な摂取方法は、一度に多くのタンパク質を摂取しないで、動物性のタンパク質と植物性のタンパク質をまんべんなく3食で摂ることが重要です。
例えば朝食では豆腐や納豆、洋食の場合はヨーグルトやチーズ、牛乳などの乳製品を、昼食ではヒレ肉や鶏肉などの脂身が少ないもので、夕食では焼き魚やシラスといった魚の食材を食べるようにして、食材にタンパク質を多く含むメニューにすることで、タンパク質が効率よく摂取できます。
食事が一人の場合は、摂取する内容も不規則になりがちですが、その場合はプロテインなどのサプリメントで不足しがちな栄養素を補うようにするとよいですし、ダイエット中の場合でも、パンやご飯、麺類などを適度に摂取して、糖質が不足しないようにし、低カロリーで高栄養タイプのスイーツをおやつにするなどの工夫も必要です。
ぎっくり腰症状を防ぐ食事関連ページ
- ぎっくり腰を防ぐストレッチ
- ぎっくり腰症状の予防に役立つストレッチは、畳の上や床に薄いマットを敷いた場所で、仰向けに寝て全身の力を抜いて左右に腰を軽く振りながら、身体全体をほぐします。
- ぎっくり腰を防ぐマッサージ
- ぎっくり腰症状を防ぐマッサージは、常日頃から腰の周りの筋肉を柔らかくこわばりを取り除くようにしていますと、ぎっくり腰症状の予防になります。
- ぎっくり腰症状を改善するサポートグッズ
- ぎっくり腰症状を改善するサポートグッズですが、介護などの腰に負担がかかる仕事をしている場合は、ベルトやコルセットなどで腰をサポートするようにします。
- ぎっくり腰症状の予防法
- ぎっくり腰症状を患うことが、昔の人に比べて多くなり、成人の約80％の人が、ぎっくり腰症状の予備軍といわれています。
- ぎっくり腰症状を防ぐ寝具
- ぎっくり腰症状はつらいものですが、寝具で柔らか過ぎるマットや敷き布団に使用していますと、体重の重みで身体が寝具に沈み込んでしまい腰に負担がかかってしまいます。
- ぎっくり腰症状を防ぐウォーキング
- 腰は人間の骨格のなかで最大の弱点といわれる場所ですので、腰の筋肉を強靭でしなやかにしておくことは、ぎっくり腰症状だけでなくケガやさまざまな疾患を防ぐ意味でも大切です。